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米探査機も小惑星到着へ はやぶさ2と連携 [NASA]

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小惑星ベンヌを調べる米探査機オシリス・レックスの想像図(NASA提供・共同 )


【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「オシリス・レックス」が米東部時間3日(日本時間4日)、目的地の小惑星ベンヌに到着する。小惑星りゅうぐうにいる日本の探査機「はやぶさ2」と同じく、小惑星に着陸し、採取した岩石を地球に持ち帰る。互いに試料を交換して調べるなど連携して太陽系や生命の起源に挑む。
 ベンヌはりゅうぐうと同様に地球と火星の間の軌道を回っている。りゅうぐうは現在、地球から見て太陽のほぼ反対側の3億キロの場所にいるが、ベンヌは11月末の段階で地球から1億2300万キロ離れている。
 オシリス・レックスは2016年の打ち上げ後、太陽の周りを回りながら2年余りで計20億キロを飛行し少しずつベンヌに近づいた。現在は約40キロの場所だが、3日には上空19キロに到達する。  ベンヌの大きさは直径約500メートルとりゅうぐうの半分ほど。近づいてみると、りゅうぐうとそっくりなそろばん玉のような形をしていることが分かった。生命の材料となる有機物が多いとみられている。

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