29日午後1時8分、二酸化炭素など地球全域の温室効果ガスの濃度を観測する衛星「いぶき2号」を載せたH2Aロケット40号機が、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。
「いぶき2号」では、温室効果ガスだけでなく、PM2.5や、すすなどのブラックカーボンなど大気汚染物質も観測できる。
世界各国も温室効果ガスを測定する人工衛星を相次いで打ち上げていて、「いぶき2号」は、これらの国の宇宙機関と連携して、互いに観測データの検証をすることにしている。
ロケットには、「いぶき2号」のほか、アラブ首長国連邦が独自に開発した衛星や東北大などの超小型衛星4基を搭載している。
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